『Little Wings』

(as Paul McCartney & Wings)

Nakamura Yuki

’67年生まれ。何の因果か ”ポール・マッカーサー” を名乗る。

"ロック3大映像"(TSRTS(Zepp)、Rockshow、California Jam74)の完全制覇を目指す!?

1級葬祭ディレクターの肩書を持つ。もちろん右利き・・・。

 


Dream on, but don't imagine they'll all come true.
When will you realize... Vienna waits for you?

ここだけの話...「ステージで初めてメンバーが揃う」というブッツケ本番が恒例となってきました。
本番(ライブ)は 10回の(スタジオ)リハーサルを凌駕します。
ならば、練習無しで本番を乗り切った方が得策でしょう!?
うはは!なんという 拡大解釈!(゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ...

 

冗談はさておき、本番の経験に勝るものはありません。人前での演奏で結果を出すことが最大の鍵。
...とは申せ 私の基準は "一皮むけたな..." と感じられるくらいであれば合格です。
それでもう満足。言うなれば限界😌 それ以上の向上は望みませんし、望めません。

。。。。。。。。。。。。

私と違って結果を出す人は次元が違います。

『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。』
他人は関係ない。常に自分と戦い続ける。自分との戦いこそが人生の明暗を分けるのです。

自分を信じて、”精々(せいぜい)” 頑張ってくださいませ。。。。恐れながら他人事(ひとごと)です~😜


『ロックショウ 全幕』

初演(しょえん)とは、ある作品が公の前で初めて披露(上演・演奏)されることをいう。

特にクラシック音楽や演劇の世界でよく使用される言葉である。
なお、演劇では英語の "プレミア" という言葉もよく使われる。

「本邦初演」どころか、おそらく「世界初演」かも!?

コロンブスがいたから、ヴァスコ・ダ・ガママゼランの道が開けた。
野茂投手がいたから、イチロー選手も活躍できた。

トリビュートの世界で、血のにじむような努力を重ねてこられた先人達への敬意を決して忘れることなく、大願を成就したいと思う 今日この頃です!

.....と、日記に書いておこう。… ( ̄- ̄?) ナンノコッチャ


『サイボーグ戦士 誰がために戦う』

音楽は再現できるという...。

しかしながら、コピーバンドはどれだけ完コピしようが模倣の類を脱しない。いわば贋作。
絵画は本物が1枚しかないのと同じように、オリジナルバンドの演奏こそが「本物」「完成形」であり、どんなに優れたミュージシャンが演奏したとしても、完全な一致・再現など不可能なのです。

じゃあ、何でそれを目指して演奏しているの?…と問われれば、他人(ひと)を楽しませることが出来ると信じているから…と答えるでしょう。

それを聴いて人生が変わった人がいるかもしれない。
だから「そのまま」再現したい…。私はその人のために演奏する。。。

これこそ”自利利他”、「利他が即ち自分の利(幸せ)」という考え方... と言えなくもありません。
最近は拝金主義的なビジネス書でしか この言葉を見ることができないのが残念です。

。。。。。。。。。。。。

ゆえに問うなかれ
誰がために鐘は鳴るやと
そは 汝(な)がために鳴るなれば


『音楽を見る!?』

(一般に)歴史上の賢人に共通するのは、 ”書物を残さなかった…” ということ。師の教えに共感・感動した弟子たちが、それを記録し後世に伝えたのです。
それらが意図的であったか?という議論は置いといて、「ものごとの本質は、文字では伝えられない」と考えていたのかもしれません。

音楽で言えば、それは「楽譜」となるでしょうか・・・?

もっとも 偉大な音楽家は、完璧な楽譜を自ら作成しましたが ^^; 、譜面だけでは伝えられないこともあったはず……。(たぶん)
問題は受け取る側の”解釈”

ましてや、ロックなパフォーマンスに楽譜はありません!!

(もっとも、お手本のミュージシャンが楽譜を読めない!?…というのは ここだけの話 (* ̄  ̄)bシー

音だけコピーできても満足できません。ポジションはもちろん、どの指で押さえてるのか、ピックの当たる位置・角度、ピックアップやボリュームも気になります。

腕の角度や足・腰の位置、はたまた”表情”までチェックしている人もいます。

そんな時、幸運にも記録された「映像」こそ 文字通り "バイブル"
昔は大枚はたいて入手していた貴重な映像も、いとも簡単に見れるいい時代になりました。

レコードやCDは ”音だけ”というのが 何ともモノ足らない。まるで 観客に ”背を向けて” 演奏しているかのよう…。

かつて我々が経験した、レコードやテープを ”聴き込んで” その演奏を想像した時期は、今から考えれば特異なこと。
人々の欲求と技術の進歩の過程で、音楽を記録する手段が たまたまレコードだったというだけの話。

もともと音楽は「観るもの」だったのですから…。

。。。。。。

お察しの通り 私も楽譜の知識など皆無ですが、ワケあって ”無料の作成ソフト” という 21世紀の便利な小道具と ただいま格闘中。

しかし、音楽とは名ばかり!?こりゃ算数だね(笑)

ソロバン習っときゃ良かった…… ノД`)


『珍・ゴジラ vs パチモンGO… 東宝まんがまつり』

「パロディ」「オマージュ」「本歌取り」の類は、元ネタを知らないと楽しめません。観る(読む・聴く)者には、それ相応の知識と教養、読解力が要求されます。
この傾向は日本が世界に誇る ”アニメ文化” に顕著であります。遊び心満載の "小ネタ" を発見した時には、「あ~、これはあれだ!」と 何とも言えない優越感??(笑)に浸れるものです。

でも、やってることは「コピー」「模倣」「パクリ」「盗作」と同義…。その境界線は難しい。
・・・ナゼか、往年のギャグマンガ『すすめ!! パイレーツ』を思い出しました。登場していた他作品のパロディネタは、今では著作権に引っかかっているそうです。

動物の声や動き、自然界に存在する音、他人を観察してその特徴を真似することは「・・・ごっこ」として太古の昔から行われてきました。
タモリ氏は単なる”モノマネ”ではなく、その人物の思考を推察して話す芸=思想模写のパイオニアです。

海外(主にアメリカ)では本物になりきるパフォーマーを「インパーソネーター(impersonator)」といい、エンターテイメントの1ジャンルとして定着しています。
それは、決して "お笑い” に着地しない、「本物」を思い起こさせる実力派パフォーマーの事。
バンドであれば、それは「トリビュートバンド」と称されるでしょう。

「コピーバンド」と「トリビュートバンド」の違いは、そのアーティストへの敬愛と 音楽に真摯に向き合う姿勢、そして ”細かすぎて伝わらないモノマネ” が どれだけあるか?…ということかもしれませんね。

・・・ちょっと "落ち” が弱かったかな…^^;


『人の音楽の好みは14歳から現れる…認知面が発達して文化的アイデンティティが出来る頃。
その後どんな音楽と出会っても、14歳の頃に聞いた音楽ほどのインパクトはない。』・・・ Dr. Spencer Reid

”WINGSが青春だった”…という人達に会うことができました。

楽譜どおりに演奏することは機械でも出来る。
我々が 音や演奏を真似るだけのコピーや、”ものまね”の類とは一線を画す「トリビュート」にこだわるのは、単なる自己満足が90%(笑)ですが、観に来ていただいたお客様に、当時のライブの雰囲気を少しでも味わってもらい「その時の自分」を思い出して欲しいからなんです。

名画や極上の音楽(レコード)を鑑賞する時、作品は同じものでも、音響や映像の設備の優れたものでは感じ方が違ってくるように、機材や見た目、パフォーマンスにこだわることは大切だと思います。

今回、初めて本物のリッケンバッカーを弾かせていただきました!
経済的理由により、私がそれを手にすることはないでしょう... 当面パチモンで頑張ります ^^;;;
だって、所詮コピーですから!?


『Symphony No 5 in C minor, op 67』

音楽や絵画など芸術を鑑賞する時、作者の生き様や様々なエピソードを考察して その作品に込められた意図を読み解こうとする側面がありますが、多くの場合それは徒労に終わります。
一般に「運命」と呼ばれるこの楽曲に関する逸話の信憑性は、ほとんど懐疑的というのが現代の定説です。

ロックの場合も同様。そのアーティストの生き様と楽曲とを容易に結びつけるべきではありません。
その歌詞はただの”パクリ”であったり、小説・新聞記事の丸写しということもあります。

しかし、作者の人となりを知ることでしか理解できないこともある。ベートーヴェンの第5番について「これは絶対音楽」と言い切る人たちも、作者の気質を知っているからこそ、それを推し量ることができるのです。

「ペイジは下手、世界一過大評価されたギタリスト」などと仰る輩は、ペイジの人間性とともに、その日どうゆう状態でステージに上がっていたのかを知る必要があるかも!?

 

『Symphony No 6 in F Major, op 68』

さて、明日は月曜日…。
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3才で「正信偈」を暗誦したという宮沢賢治は、信仰心も篤く菜食主義者だったとのことですが、生涯を通したものではなかったようです。

宮沢賢治はベートーヴェンマニアとしても有名で、「セロ弾きのゴーシュ」にでてくる”第六交響曲”は「田園」であるとされます。
「絵画より むしろ感情の表現」とされた楽曲を題材にしたファンタジーですが、音楽に詳しい賢治ならではの視点と、楽器演奏に関する所作まで物語に織り込まれています。
楽団(バンド)はひとりでは成り立ちません。他の皆の演奏にも気を配らなくてはなりません。
また、ピッチが合ってるとか、単にフレーズだけ弾けてもダメなんですね~。耳の痛い話です ^^;;

そういえば親鸞聖人は”肉食妻帯”だったので…、明日は「山猫軒」でカツ丼にしようかな~ (-人-)

 

『Symphony No.9 in D minor, Op 125』

光陰矢の如し、時が経つのが 異常に早く感じる 今日この頃…ノД`)
昔と今では、長~い曲に対する感じ方も変わってきてると思いませんか?

音楽を聴き始めた頃、「Hey Jude」って曲は7分もある!と知った時は驚愕しました。
そのことを 親父に何気に自慢してたら「ベートーベンの "第九" は1時間以上あるぞ!」とカウンターを喰らいました...^^;

エジソンは「そのうち”第九”がレコード1枚に収まる時代が来る!」と妻に予言していたそうですが、CDの記録時間を約74分に決めたのは "ヘルベルト・フォン・カラヤン" の画策だったという 都市伝説があります。ライバル指揮者の演奏時間がそれを超えるためだったからとか・・・?
しかし、カラヤンは ”第九が収まるのが望ましい" と助言しただけ というのが真相のようです。

カラヤンの「第九」はロックを感じますね~。かつてyoutube には15分ルールがあったと思いますが、その創成期からカラヤンのは何故かフルバージョンでした。

長い曲といえば、演奏時間が「無限大」の曲もあるとか…。
「A Day In The Life」は無限ループがあるので史上最長の曲ですね・・・・って、もう…治療不可。


『Float like a butterfly, sting like a bee』

唐突ですが、史上最強のボクサーといえば誰を思い浮かべるでしょうか?
個人的には ”石の拳” ロベルト・デュラン を挙げたいのですが、ギタリストの「誰が一番巧いか!?」と同じで、困難で無意味な論争になりがちです。
されど、史上最も有名なボクサーは?といえば「モハメド・アリ」ではないでしょうか?(異論有り!?)。

アリは ボクサーとして最も脂がのった時期に、ベトナム戦争への徴兵を拒否したことから、無敗のまま王座を剥奪され3年7か月のブランクを強いられました。
歴史に残る 74年ザイールでの奇跡の復活劇。「象をも倒すパンチ」と恐れられたG・フォアマンを 頭脳的な作戦で逆転KO。文字通りのグレーテスト、スーパースターでした。

もうひとりのスーパースター、ポール・マッカートニーも全盛期にブランクがありました。ビートルズがライブ活動をやめてしまい、ウイングスとして観客の前で再び演奏するまで、実に6年の歳月が流れました。
ビートルズ解散の遠因のひとつともいわれるライブ活動への執着。根っからのライブ人間 ポールのジレンマは、如何許りであったかと想像されます。
最初こそ低空飛行であった ウイングス でしたが、75年から始まるワールドツアーの成功と共に、再び王座に返り咲いたのでありました。
曰く「ライブを休むと腕がなまる・・・今は楽しくて仕方ない!」

・・・余談ですが、71年の名ファイト「アリvsフレージャー」の初戦。全勝同士の激突でしたが、アリは前述のブランクがたたり、15Rにダウンを喫して判定負け。(「神様が倒れた!」の実況もありました)
そのフレージャーから 2Rで6度のダウンを奪って圧勝したフォアマンが、アリに8RでKOされてしまうという…。

いやぁ~、ボクシングってホントに面白いものですね!


『もう一度……勉強をし直してまいります』

最近は モノ覚えが悪くて いけません...ノД`)
覚えきれてない曲が多数のまま 本番を迎える という体たらく・・・。何度もコードや歌詞が出てこずに 往生しました。
でも、おそらくこれは記憶力とは関係ありません。徹底的な反復練習が足りなかっただけ。なんでも体に染み込むくらい やらないとダメみたいです。

落語なんぞは、まともに観たことも聴いたこともないのですが、ある噺家の有名なエピソードを一席。

名人といわれたその師匠は、台詞が出てこずに絶句した後、深々と頭を下げ、二度と高座に上がる事はなかったそうです。
その日に限って、本番前に必ずやっていた復習をしなかったためだったと推測されています。

また、自身の完璧主義により、習得する演目を絞り、細部まで徹底的に練り上げ 研ぎ澄ましていくという方法をとったといいます。
膨大な数のネタを持っている芸人を「彼の芸は無駄ばかり。あたしのネタはすべて十八番」と喝破したとか。
かたや言われた方は「正確無比かもしれないが、芸を型にはめすぎて融通がきかない、芸に血が通わない」とその師匠を評しました。
う~ん・・・コピーバンドにも通じる世界なのでは?…。

ジョンやポールもよく間違ってたから良しとしましょう!?・・・真打昇進めざして 頑張りま~す!


お察しの通り、マーチンも持ってません ノД`)』

出処や真偽は不明ですが、「最初は右だったけど、左で弾いてみたらグルーブが出た。」というポール卿のお言葉があるらしいのです。
私の場合、”ちょっとやってみたら出来そうだった…” ので挑戦しております。
この ”出来そうだった…” というのが重要で、ピアノは左手がリズムというかベースでしょ? ギターも同じじゃないかと・・・人間の脳みそは そういう構造になってるのでは?と感じています。

ポールのアコギといえば、テキサンよりも Dー28ですよね!?(異論有り!?)
右用のギターを左で弾く場合、通常はポールが行ったように ナットとブリッジの交換が必須です。単に弦を逆に貼ればいい、というものではありません。
あと、ボディやネックの強度の問題で、あまりお勧めできるものでもないようです・・・って、誰もしないか!?
しげるさんや よしひろさんは、ギターは純正のため、一番下が太い弦で押さえ方を通常と逆で弾いています。
本人たち曰く「間違って覚えた・・・」そうですが、左用のギターは高価だし、当時も今も 普通にそれを置いてある箱なんて皆無なので、セッションなんかでは 右利きのギターをそのまま持ち替えるしかなかったそうです。

・・・当然 ピアノも持ってません ノД`)

「そうだ!ピアノを始めよう!」と思い立った時、向かったのは "ハードオフ" でした。

とりあえず鍵盤らしきもので、一番安い3千円の代物を購入したのはいいが、「この曲を弾くにはオクターブが足りない!」・・・って気づくのに2か月くらいかかりました…。
そして、スタジオ備え付けの鍵盤や、ライブ会場のピアノを弾いた時、「わ!タッチが違うぅぅぅ・・・」と愕然としたのでありました・・・。

 

ポール・マッカートニーといえば、世界屈指のマルチプレイヤーとして超有名ですが、ピアノは難しいものではありません。所謂 "コード弾き" です。
右手は最近2和音くらいしか弾いてないようです(爆)
左手はベース音のオクターブと決まってます。

ところが、どんな技巧に優れたピアノプレイヤーよりも、際立って上手く聴こえるポップセンスは いったい何なんでしょうか?


 『 Listen To This, Eddie!!! 』

もちろんリッケンバッカーも持ってません ノД`)
今、弾いてるのはレフティとはいえ、かなりのパチモンです。ちょっとツノを削りすぎました・・・。

まあ、見た目が似てて、音は普通に出るので何の不満もありませんが、いつかは本物を弾いてみたいです。
何といっても サウンドの肝である”ミュート機能” が垂涎の的。台所用品でそれを代用してるのは私くらいでしょう ^^

ポール・マッカートニージミー・ペイジの関係性といえば、アルバム「VENUS AND MARS」に収められた「Rock Show」の歌詞に ”Jimmy Page” が登場します。

当時、王者として君臨していたLed Zeppelinのジミー・ペイジはまさに「ロック・アイコン」だったわけです。
そのアルバムのリリース・パーティーにジミーは招待され出席しています。
それ以前は、ウイングスの結成披露会でも顔を合わせているはずです。

残念ながらステージでの共演やセッションなどは無かった模様。
ポールがホスト役であった 79年末のカンボジア難民救済コンサートに、ジミーを除くZEPPの3人が参加しました。オファーはあったと思いますが、この時期ジミー・ペイジの体調はすこぶる悪かったそうです・・・ ^^;; ナゼ?

同じビートルズのジョージ・ハリスンには、ギタリストとして辛口のコメントが残ってますが、まさか後年、自分も若手の E・ヴァン・ヘイレンにコキ下されるとは思ってなかったでしょう。


 Jimmy Page, No Use Greco

お金がないので、ギブソンは持ってません ノД`)


詳しくは知りませんが、私のグレコは77年製とのことです。

まあ、見た目が似てて、音は普通に出るので何の不満もありません。ちょっと重いかな・・・。

グレコといえば、その商魂の逞しさから 本家にレス・ポールのコピーモデルを手渡して、本番で弾かせようとしたというから恐れ入ります。

もちろん本家がニセモノを弾くはずもなく、「ペイジがグレコを弾くぞ!」と誇大広告していた当日の公演パンフレットは、激怒したZEPP側によってマジックで黒く塗られたとか・・・。
R・プラントが「ジミー・ペイジはギブソンを使います。ゴメンね、グレコさん」とMCしているのも笑えます。

レス・ポールという楽器の秀逸なところは、ピックアップの切り替えとボリュームの組み合わせでいろんなトーンが出せるということ。

楽曲のダイナミクスを表現することも容易で 言う事なし!
”まがい物”でも そのくらいは出来るみたいです。


◎ ハイワットは 歪まない!?

お金がないので、自分のアンプは持ってません ノД`) 

ライブ会場の備え付けアンプを使わせていただくことになりますが、初めての所では どんなのか気になります。

先日は、ホールに着くと "Marshall" のキャビだけがありました。ヘッドは皆さん持参されるそうですな。
あら~マーシャル無いのか~、と暗くなりましたが、店長さんに奔走していただいた結果 『ハイワットならあります。歪みませんけど・・・』 とありがたいお言葉!

ジミー・ペイジといえば ”マーシャル” ってイメージですが、69年~71年ごろはメインでHIWATTを使用しています。

あのロイヤルアルバートホールのバカみたいに歪んでる音は HIWATT を2台リンクした音と言われています(ファズは未使用)。

 

さて、肝心の音作りですが、ゲイン・ボリューム・マスターボリューム、この3つの組み合わせをいろいろ試してみると、結構な音色の違いが確認できました。
マスターボリュームって歪みは変えずに音量を変えるものと思ってましたが、HIWATTはどうも違うようです。(本家はカスタム仕様になっていて、歪みは変えずに音量を下げるフットスイッチがあったとか・・・)

本家とは似ても似つかぬ音とはいえ、それもまた良し?ということでご勘弁を... ^^;;
Mr.Jimmyさんは自分が理想とする音色の音源を用意しておいて、その場で比較しながらセッティングしてましたね~。


◎無知無明

昔、日本と米が戦争したことさえ知らない若者がいるってことに驚愕・・・。もはや、ジョンとポールの兄弟喧嘩など 知る由もないでしょう。
「開戦の真実」と「解散の真実」は、正しい歴史が語られるべきかもしれません。(「忠臣蔵」も”松の廊下”からだけを見ちゃうと悪者は浅野内匠頭ですからね!?)
知ったかぶりの批評家、臭い物に蓋をする盲目的なファン、「俺は○○派だ、私は○○派」などの一方的な意見は無視でOK ^^
あるのは 彼らが遺した "音楽" だけです。


◎「ハード、弦も切れる」


MSGの”Black Dog”,”Heartbreaker”、アールズコートの"天国"、ネブワースの"アキレス"あたりが有名。

いつか同じ箇所で切ってみたい。
もうライブ前に弦を張り替えるのやめようっと・・・お金もかかるし…めんどくさいし...


・・・(σ・Д・)お前バカ?


◎ビートルズのチカラ!

「一人の死は悲劇だが、集団の死は統計上の数字に過ぎない」

・・・と言い放ったナチスの残党は絞首刑に処されたが、東北の悲劇をイメージでしか捉えられてない自分も根っこは同じか・・・。

忘れてならないのは、一人の死の周りには "悲しんでいる人たち" が ご遺族をはじめ その何倍もいるのだということ。

統計では計れない・・・。
そして決して他人事ではない。

人は他者の死を通して自分の死を見つめることになるのだから。


◎R.I.P

その昔、親友のSeto氏に「ZEPPの ”Rain Song” をコピーしてくれ」と頼まれたことがあった。

私は、最悪の画質であったネブワース(79年)のビデオなんかを参考にしながら、何の疑いもなくノーマルチューニングでコピーして教えてやった。

まあ、違和感はあったが問題なく弾けたので、それはそれでよかったのだが、インターネットをするようになって この曲はなんと変速チューニングだった!ということが分かった。

「こりゃ 大変!早速 Seto さんに教えてやらにゃ!」と意気込んでいた矢先、彼はくも膜下出血で倒れてしまったのだ・・・。

 

「Setoさん… レイン・ソングは変則チューニングだった...。」

病室で意識のない彼に 何度も何度も呟いた・・・

ほどなく、彼は息を引き取り、天国への階段を昇って逝ってしまった。

 

数少ない私のかけがえのない同志、FAT DEBBLIN 岩崎”くにっち”さんの ”Rain Song”  は誰よりも素晴らしかった・・・。

よく「飲みに行きましょう!」「一緒にスタジオ入って、爆音鳴らしましょうよ!」と声をかけていただいていた。

そのうち…と思いながら実現しなかったことが悔やまれてならない。

ツェッペリンの話も語り尽くせなかった・・・。

 

・・・心残りとは何か、・・・それは故人のそれではない。

”ああしてやれば良かった、こうするべきだった・・・”という遺された人々の感情なのである。

彼の地に逝った人には、どうでもよいことだったに違いない・・・。

でも、私は決して忘れることが出来ずに、今も生きている。

もう、どうすることもできない・・・ ただただ 合掌。どうぞ 安らかに・・・


◎リマスター

決して裕福ではなかった少年時代、レコードを買うことは少なかった(今も極貧ですが^^; )。

単純にお金の問題で、新譜が出ようが、再発だろうが、中古だろうが、レコードを買うのは冒険でした。

音源集めは、友人経由かFMのチェック、レンタルレコードといったところ。初めて買ったLPは「LET IT BE」でしたが、ほんとにそればっかり擦り切れるまで聴きました。


そんな折たまたま家の隣に、レコード卸業者にお勤めで、”ZEPPマニア” のお兄さんが引っ越してきたことは、人生最大のラッキーだった!?というべきか。

ブートも片っ端から集めてるような人だったので、空のカセットテープを持ってよく遊びに行ったものです。「好きなアルバムは2枚買う」らしく、半分擦り切れた「プレゼンス」を貰った時は最高に嬉しかった。

ちょうどギターを弾き始めた頃だったので、演奏さえ聴ければ「音質」なんて、まったくもって無関心でしたね。

だいだいブートの音なんて酷いのが当たり前ですから(さすがに録音したテープが伸びたり、ヘッドが汚れててコモった音にはゲンナリでしたが・・・)。

 

リマスターと言っても内容が同じなら、You Tubeで十分!・・・と思ってる私。

音がいいとか、よく聴こえるとか、そんなのにどうしても価値が見いだせない・・・。

貧乏人のやっかみですが、リアルタイムでビートルズやZEPPを聴いてた世代で、レコードの最高の音を、最高の機材・環境で聴いていた人がどれだけいたでしょう?

ほとんどの人は汎用のレコードプレーヤーか、ラヂオの小さなスピーカーで聴いてたんじゃないのかな。

それで体が震えるほどの衝撃を味わっていたんだから、音楽なんてものは聴く人の”姿勢”によっていかようにも変わる・・・最高の音も人それぞれです。

そうそう!年とると耳も衰えるらしい。年寄りには聴けない音もあるのだ・・・無駄な抵抗はやめよう・・・。

 

それにしても・・・本は立ち読み、新曲はツベ頼み…という情けなさ... トホホ


◎珍説 

ポール・マッカートニーとカシアス・クレイの共通点

・・・共に全盛期にブランクがある。大逆転の王座返り咲き。

ジミー・ペイジとロベルト・デュラン

・・・あれだけ凄かったのに、低迷期の体たらくぶり、晩年なんとか復活。 


◎yukiさん 毒を吐く

相も変わらず!?ジンジャー・ベーカーが毒を吐いたそうなので、私も少しデトックスしとこうかと・・・。

 

もう一度……勉強をし直してまいります」と謂った噺家の話。

その噺家は若い時ポーズ、フィラーが多く、それを矯正するため師匠に厳しい稽古をつけられたといいます(ガラスのおはじきが飛んできた)。

最近の芸人はそこまでの訓練をしてるのかね。

政治家、喋りが商売のアナウンサーでさえ、・・・「え~」とか「まあ」とか 気になって気になって、まったく ”ハナシ” にならん! もうテレビは観れません・・・。

 

だからって、「お前はどうなんだ!」のツッコミは無しでお願いします・・・

 

息継ぎの話

Martha My Dear」で気づきましたが、ポールのブレスってスマートで目立ちませんね。

中島みゆき氏の「わかれうた」は、息継ぎが気になってどうしようもない時がありました。

・・・もう最近の歌手の唄は聴くに堪えない。ワザとやってんのか!?

関連してギターの話。

クロード・チアリ氏の演奏はフレットノイズが少ないといいます。

プロなら当たり前だと思いますが・・・(ビートルズが氏の前座を務めたことがある!?)。 

 


◎所謂 "トリビュートバンド"  について

衣装や機材も本家と同じじゃないと云々・・・というのは、”究極のコピーバンド”といわれた「シナモン」以来の"悪しき習慣"ですが、今や それが当然至極、もはや前提のようになってしまいましたね。

そうでないと、エンターテイメントとしての価値がグンと下がりますから。

 

ところが、星の数ほどあるビートルズコピーバンドで、”左利きのベースマン”が数える程・・・というのはどういうわけか? 衣装や機材は同じものでも、バンド自体の”ルックス”を軽視してるようじゃ・・・。

それこそ「トリビュートバンド」を名乗ってるなら尚のことだと思うのです。 

さあ!皆様もどうぞ 今日から!左に矯正して...”地獄”をみてください!! ^^

 

 

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